


今の仕事は「会社の信頼を担う最後の砦」
完成した製品がお客様の希望する基準を満たしているかを確認する「性能検査」と、不具合があった場合には部品単体まで遡り、原因を探り、関係部門とコミュニケーションを図りながら部品の発注や新しい組み方を考え解決する「品質保証」の仕事をしています。小さなミスが大きなクレームを招く恐れもあるため、日々慎重に、丁寧な仕事を心掛けています。

就職先を決めるきっかけは豊富なアルバイトの経験
進学で県外へ出てみて、改めて地元の住みやすさや気候に惹かれて地元で就職しよう!と決めました。製造業を選んだ理由は、多くのアルバイトの経験から「一人でする仕事が好きなこと」「人とおしゃべりする職業は苦手なこと」など自分を見極めることができ、バイト先の1つだった製造業でモノ作りへの琴線に触れたことかもしれません。
学生時代は文系の学部で学んでいましたが、大学の専門分野のイメージにとらわれず、学問と就業は分けて考えていました。会社の規模や知名度に関係なく、自分の性格に合った仕事ができるかという観点で選んだことが、この会社へ入社する決め手となりました。
仕事ができるようになったと実感できたことが “やりがい”へ
難しい検査もできるようになったことが“やりがい”につながっています。業務を覚えるのはとても大変で、メールの打ち方、報告書やデータのまとめ方、検査の仕方を一から勉強し、研修を受け、経験を積みながら日々学んでいます。小さな部品はミクロン単位まであり、細かいものに触れるのは経験による慣れが必要です。最初は半日かかっていた仕事が1時間半まで短縮できたときは、進歩したなと感じました。それが仕事の効率化につながっていくことに喜びも感じます。

仕事の息抜きはしっかり休んで好きなことを
休みの日は睡眠をしっかりとってゆっくり休むようにしています。寝ることが好きなので息抜きにもなります。また、仕事でも役に立つと思い、英語の勉強をしています。旅行も好きなので、いつか海外旅行をした際に自分の語学力を試してみたいです。
就活生のみなさんへ
Message
知名度や大手企業に注目しがちですが、中小企業や自分の見えないところで働いている企業の中にも、自分に合った企業が必ずあります。自分の好きな製品を例にとって考えてみると、その会社へ部品を供給する会社、製品を宣伝している会社、デザインをする会社、その下請け、そのまた下請けとさまざまな会社があります。いろいろ調べていくと、こんな会社があるんだなと発見があり研究もできます。就職活動は分からないことも多くて気合が入ってしまいますが、固定観念や企業の大きさにこだわらず、失敗を恐れずに自分の進む道を探してみてください!
