Culture

遠い歴史の世界に思いを馳せる

縄文時代の遺跡、江戸の町並みを残す宿場町、由緒正しい神社仏閣…その刻まれた歳月の重さだけ、歴史や文化が今なおしっかりと息づいています。このまちのいにしえは、いつも訪れる人の知的好奇心に向けて、驚きと感動を発信しています。


諏訪湖の波がザブンと石垣に打ち寄せる、そんな立地から「諏訪の浮城」と呼ばれていた天然の要塞「高島城」。桜の名所としても有名で、夜のライトアップもオススメ。


4,000年の時を経て目覚めた2体の国宝「土偶」縄文のビーナスと仮面の女神など、八ヶ岳山麓の縄文遺跡から発掘された考古学資料が見られる「尖石縄文考古館」。2体の国宝は必見!!


岡本太郎さんが絶賛し人気者となった「万治の石仏」は、万治3年(1660年)生まれ。願い事を唱えながら石仏の周りを3度まわれば願いが叶うとか。


シルク岡谷の歴史を今に伝える「岡谷蚕糸博物館」、「諏訪市 原田泰治美術館」…写真の施設以外にも、諏訪湖エリアにはたくさんの美術館、博物館が。知る人ぞ知るアートスポットやお気に入りのミュージアムでステキや感動を見つけてみませんか。


全国に1万社以上もある諏訪神社の総本社「諏訪大社」。諏訪湖をはさんで、南に上社(本宮・前宮)、北に下社(秋宮・春宮)があります。


七年毎の寅と申の年に行われる諏訪大社「御柱祭」。各社殿の四隅に巨木を曳き建てる勇壮な祭りは、天下の大祭としても知られ、諏訪地域の人々がこぞって参加します。次回は平成34年寅年の開催です。


宿場町であり、門前町でもあり、温泉も旅人をもてなした江戸時代の下諏訪に思いを馳せて、中山道ぶらり。