JA長野厚生連 富士見高原医療福祉センター
特別養護老人ホーム恋月荘 介護福祉士
柳澤 安苗さん
富士見町出身 21歳
出身校 東海第三高校卒 松本短大介護福祉学科卒
2015年入社 1年目
利用者さんのうれしいや
心地よさをサポート
学校と現場とでは大違い
身体機能が落ちていたり、心に不安を抱える中でも、できるだけ快適にくらしていただきたいと思っていますが、重度の要介護者さんが入所している施設ですから、障がいや認知症などで、自分で意思を伝えられない人も。コミュニケーションがとれないと、対応はほんとうにむずかしいです。その場その場、ひとりひとり、必要なケアも変わってきますし。学校の実習とは、比べものにならない厳しさを実感する日々です。
一瞬、表情が和らぐだけでも・・・
笑顔が消えている利用者さんは心配になります。気持ちがふさいでいるだけだとしても、変化を見過ごさないように声がけをし、心を込めて介助することで、笑顔になってもらえるよう努めます。ふっと、和らいだ表情を見せてくれる・・・態度や笑顔で表すことができない人も、そんなサインをくださいます。
「ありがとう」を励みに
ご本人がわからなくても、ご家族が感謝してくださったり、喜んでくださっている反応が返ってくるとうれしく、楽しく仕事をさせてもらっています。これからは、先輩方を見習って、後輩の指導もできるようになりたいです。24時間×365日、スタッフみんなの連携で、よりよい介護サービスをめざします。
・入社の理由・
人の役に立ちたくて・・・
小学校時代、ボランティアで、高齢者福祉施設を訪問。入所者さんと過ごした穏やかなひととき、そこで働く人たちの姿もまた、わたしの記憶に残りました。その後、祖父が身体を壊したのですが、何かしてあげたくても、実際には何もできず、それから、知識や技術を身につけて、役に立てる人になりたいと・・・。自分の育った場所で、地域のみなさんを支える仕事がしたいと思いました。